【セッション】あらすじと感想|映画史に残るラストを僕なりの解釈で語る

セッション あらすじ 感想

久しぶりに震えるほどの映画を見た。
その名もセッション

いつ以来だろうか?
ここまで鳥肌が立った映画は。

ジャズを題材にした映画なんだけれども、一言で表すなら

狂気

誰よりもドラムが上手くなりたいという青年の狂気と

怪物の奏者を作り上げるための指導者の狂気。

パッケージを見たときは、ただのスパルタ気味のサクセスストーリーなのかな?
って思ったけれど、全く違いました。
人はここまで何かに情熱を捧げることが出来るのか。

ラストもね、鳥肌が立ちまくりでした!!!
ジャズに興味がない僕なのに、最後まで目が離せないんです。
やべぇ‥こいつはやべぇぜ!!!

はぁ‥はぁ‥この腹の底から湧いてくる激情を1人でも多くの人に伝えたい。
ということで、セッションのあらすじや感想を語っていきたいと思います!!!

いくっぜえぇええ!!!

注意
この記事はネタバレがあります!

あらすじが思いのほか長くなってしまったので、この映画を見たことある人は目次から飛ばしてください。

キャスト

マイルズ・テラー

主人公の音大生・アンドリュー役。
ドラムをめちゃくちゃ上手に叩いているから、本物のドラマーの人かと思ったら海外で人気急上昇中の役者さんでしたw
それにしてもドラム上手すぎだろ!
ご‥合成?

日本の役者の浅利陽介に似てるねw

J・K・シモンズ

鬼のような指導者・フレッチャー役。
この人なしでは、この映画は成り立たない。
それくらいに凄かった‥。

J・K・シモンズ?誰やねんw
って感じだったのだけど、スパイダーマンの新聞編集長役の人でしたwww

あー!言われてみればって感じです。

でも、この映画ではまるで別人。

セッションのあらすじ

アンドリューとフレッチャー

主人公アンドリューは、若き才能あふれるジャズドラマー。
アメリカでも最高峰の音大に通っていて、日々ドラムの腕を磨いていた。

その学校の中でも、精鋭しか入ることが許されないバンドへある日指導者のフレッチャーにスカウトされる。

そして練習初日。
フレッチャーに朝の6時にスタジオへ来いと言われ、アンドリューは意気揚々と向かったのだけれども、スタジオには誰もいなかった。
結局、皆が揃ったのはその数時間後w
フレッチャーも謝ることなく、教室に入り練習を開始した。

これはなんだったんだろうねw
フレッチャーがとんでもなく嫌なヤツってことは分かるんだけど。
それ以外に意味はあるのかな?w

フレッチャーの狂気の指導

その日からフレッチャーによる狂気の指導が始まる。
少しでもリズムや音がズレれば、演奏を止め怒鳴り散らす。
間違った者には罵声を浴びせ、椅子や楽器を投げつけ、終いには平手で何度も殴りつける。

その中でも印象的だったのが、
バンドの練習中に演奏を止めたフレッチャー。

今音がズレてたヤツがいる。
自分だと思う者は申告しろ。

とバンドメンバーを問い詰める。
当然、そんな恐怖の状況で申告する奴はいませんw
そこで、フレッチャーは気の弱そうなヤツに、お前がズレてるのか?と怒鳴り散らす。

その恐怖で、そいつは自分がズレてましたと認めてしまうんだよね。
フレッチャーはそんな奴はメンバーにいらないと言って、スタジオから追い出してしまう。

だけども、そいつが出て行った後に、音がズレてたのは別の生徒だったことを明かす‥。

で、音がズレてた本人にはお咎めなし。
間違った申告をした者を呼び戻すことはしないで、そのまま脱退させるのだった。
自分の音に自信が持てない奴はいらないと。
申告したヤツがただただ可哀想という恐怖の尋問だねw

アンドリュー正規ドラマーへ

そのバンドでは補欠として練習していたアンドリュー。
正規ドラマーの楽譜を捲る補佐として本番に臨んでいた。
だけども、アンドリューは本番前に正規ドラマーの楽譜を失くすというミスを犯す。
記憶に問題があって楽譜抜きでは演奏できないという正規ドラマー。
そこで、楽譜を覚えてたアンドリューが本番を演奏することに。

そこで完璧なドラムを披露したアンドリュー。
フレッチャーもアンドリューの評価を上げ、遂には正規ドラマーへと抜擢される。

よりドラムの高みへと

それからアンドリューはよりドラムを極めるため、ますます練習に励むように。
せっかく出来た恋人とも一方的に別れを切り出す。
理由は時間が勿体ないからw
全ての時間をドラムへ捧げるため、あらゆるモノを切り捨てていく。

フレッチャーの暴力、理不尽な指導、あてつけのように来た新たなドラム演奏者。

文字通り血の滲むような練習をへて、バンドの大会へ出場することになる。

アンドリューを襲う事故

大会当日。
アンドリューは時間通りのバスに乗ったのだが、途中タイヤがパンクしてしまいレンタカーで会場に向かうことになる。
時間がなくなり、焦って運転するアンドリュー。
そこで、なんとトラックと衝突する事故にあってしまうのだ!

血まみれの姿で這いつくばりながら車から出てくるアンドリュー。

だが、それを気にすることなくそのボロボロの姿のまま会場へと走って向かうのだった。

会場に着くと、既にバンドはステージの上に入場していた。
アンドリューは、悪びれた顔せずドラムに座った。

皆は血まみれのアンドリューの姿を見て、唖然としていた。
さすがのフレッチャーもステージ上ではどうすることもできず、そのまま演奏を開始するのだった。

だけども、事故で満身創痍の体。
アンドリューはリズムを刻むことが出来ず、最後にはスティックを落として演奏をやめてしまう‥。
そこで、フレッチャーが近づいてきて一言。

お前は終わりだ。

その言葉にキレたアンドリューは、フレッチャーに殴りかかりステージは無茶苦茶になってしまう。
アンドリューのドラム人生は終わりを迎える‥。

退学

アンドリューはこの事件で、音大を退学することになった。
ドラムをやめ、バイトを始め、抜け殻のような生活をしていた。
そんな時、音大から呼び出しを受ける。

理由は、フレッチャーのいきすぎた教育についてだ。

フレッチャーの狂気じみた教育により、うつになって自殺をしてしまった生徒がいたのだ。
そこで証言を集めるため、アンドリューは呼び出された。

最初、無言を貫いたアンドリューだったが、今までの確執もありとうとうフレッチャーの体罰や暴言について証言する。
それをきっかけに、フレッチャーも音大を追放されることになるのだった。

アンドリューとフレッチャーの再会

アンドリューが街を歩いていると、ふとジャズバーを見かける。
何気なく出演者の名前を見ていると、そこにはフレッチャーの名前があったのだ。

ジャズから離れていたアンドリューだったが、初めて見るフレッチャーの演奏が気になりジャズバーに入ることに。
そこでフレッチャーは、とても繊細なピアノを演奏していた。

演奏が終わり逃げるように店を出ようとしたアンドリューだったが、フレッチャーに見つかってしまい少し話すことになった。

どうやらアンドリューが証言したことはバレていなく、あの事件のことも怒っている様子はなかった。
そこでフレッチャーは自分の教育方針について話し始める。

自分がしてきたことは後悔していない。
私は誰にも負けないくらい教育者として努力した。
私の仕事は怪物を作ることだった。

伝説的なドラマーのチャーリー・パーカーもステージ上で失敗してシンバルを投げつけられた。
それが悔しくて、死ぬ気で練習して彼は怪物的なドラマーになれたんだ。

褒めても怪物は生まれない。

ただただ純粋に偉大な演奏者を作り出すためにやっていた行動だと知り、アンドリューは心を打たれる。
そして、帰り際フレッチャーは

新しいバンドをやるのだが、今度ステージがある。
前のバンドでやっていた曲だから、ドラムをまたやってみないか?

とアンドリューを誘う。
心を動かされたアンドリューはそれを承諾し、またドラムへの情熱を取り戻すのだった。

エンディング

ステージ当日。
ステージ上で指揮者として客に挨拶するフレッチャー。
そこで驚愕の一言を口にした。

ではまず新曲をお聞きください。

以前の曲だと聞いていたので戸惑うアンドリュー。
バンドのメンバーは、自分の全く知らない曲を演奏し始めた。
戸惑いながら無理矢理演奏していると、フレッチャーが近付いてきて

お前が密告したことを私が知らないとでも思ったのか?

と囁いたのだ。
そうこれは密告したアンドリューに対して、フレッチャーの復讐だったのだ!

呆然とするアンドリューと不敵な笑みのフレッチャー。
アンドリューはそのままステージから足早に立ち去っていく。

今日のドラマーにはちょっと曲が早かったみたいだ。
次は大人なゆっくりな曲を‥。

そうフレッチャーが言いかけた時、アンドリューは走ってステージに戻ってくる。
そしてドラムに着席すると、勝手にドラムを叩き始めたのだ。
走り寄ってくるフレッチャー。

一体なんのつもりだ?!!!

それを無視してドラムの演奏を続けるアンドリュー。
そのドラムソロは圧巻のプレイだった。
会場も、バンドも、そしてフレッチャーさえもが息を飲む、まさに怪物といえるプレイだった。

フレッチャーはそのドラムに合わせるように指揮をとり始める。
そして、アンドリューとフレッチャーとバンドは一つになって演奏を続けるのだった。

その時、アンドリューとフレッチャーは笑っていた。

セッションを見た感想

あらすじをパパッと書こうと思ったら、思いの外夢中になっちゃって、めっちゃ詳しく書いちゃいましたw
少しでも多くの人に伝わればと。
幼稚な文章なんで、伝わりづらいですけどもw

で、感想なんですけど、見終わったあとの気持ちをどう表したらいいのか‥。

バンドの演奏途中でエンドロールが出て映画は終わるんだけれども

え?これで終わり?!

なんて感情は一切生まれません。
満足感でいっぱいになりました。

すんばらしーい映画を見てしまったとしばらく放心状態になっちゃいましたねwww

今までに体験したことのない感動

とてつもなく秀逸なエンディングで、間違いなくこの映画の最高地点です。
10分くらいアンドリューの超絶ドラムプレイが続くんですが、ジャズやドラムに興味のない僕でも見入ってしまいましたね。

技術が分からなくても、伝わってくるアンドリューの見返してやろうという気持ち。
復讐をしてたハズのフレッチャーがそのプレイに段々と魅せられていく表情。

最後は、今までの確執も関係なくただただ二人は音楽に没頭するんです。

勿論、二人がどれほどの憎しみや怒りを抱いていたのかは他人の僕には分かりませんが

アンドリューは指導者を殴るほどの怒りと、騙されて恥をかかされてます。
フレッチャーは生徒に売られるという屈辱を。

殺してやりたいくらいの怒りを抱いてるはずの二人が、最高の音を奏でたとき、それを忘れさせたんです。
そして見たこともないような表情で、笑うんです。

涙が溢れてきます。

泣くところ?と思うかもしれないけれども、マジで涙が溢れてきます。
僕もなんでこんなに涙が溢れてくるのか分からなかったけれども、今までに体験したことのない種類の涙なんですよね。

何を差し置いてもひとつのことを極めようとする人間の心に僕はやられたんだと思います。

フレッチャーの真意

フレッチャーはアンドリューが密告したことに対して、復讐で恥をかかせました。
でも本当にそうなんでしょうか?
ジャズバーでフレッチャーはアンドリューにこう言ってます。

伝説的なドラマーのチャーリー・パーカーもステージ上で失敗してシンバルを投げつけられた。
それが悔しくて、死ぬ気で練習して彼は怪物的なドラマーになれたんだ。

怪物はそうでもしなければ作れない。

ってことはですよ?
ラストの計画的な復讐ももしかしてフレッチャーは復讐と考えていなかったんじゃないでしょうか?
ただただアンドリューを怪物にさせるため、意図的に復讐を演じたのではないでしょうか?

ここまで音楽に人生を捧げてきたフレッチャーならそこまでする可能性はあります。

セッションで演奏していた曲

ウィップラッシュ

ウィップラッシュはこの映画の原題にもなっていて、翻訳すると「ムチ打ち」www
まさに映画通りの意味なんですね。

キャラバン

こちらはキャラバン。
アンドリューのドラムがめちゃくちゃ活躍した曲です。
カッコイイなぁ。

まとめ

あらすじ書きすぎたせいでとんでもなく長い記事になっちゃったw
熱が少しでも伝わったら嬉しいです!!!

間違いなく、数年に1度レベルの傑作映画だと思うんで、まだ見たことない人は見てください。
見ないと後悔しちゃうよ!!!


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